コンテンツにスキップする

米シナプティクス、中国政府系グループへの身売りに近づく-関係者

  • シナプティクスは昨年、買収案を拒否していた
  • 中国の春節連休が終わった3月初めにも合意の公算

携帯端末やパソコンなどに利用されているタッチスクリーン技術を手掛ける米シナプティクスは、中国の政府系投資グループへの身売りでの合意に近づいている。事情に詳しい関係者が明らかにした。買い手側は同社を1株当たり110ドル(約1万2900円)強と評価しているという。

  交渉は非公開だとして関係者が匿名を条件に述べたところによれば、中国の旧正月に当たる2月の春節の連休が終わった3月初めごろに合意に達する可能性がある。カリフォルニア州サンノゼに本社を置くシナプティクスは昨年、1株当たり110ドルの買収提案を拒否していた。この買収提示額は当時の株価に70%上乗せした水準だった。

  中国グループとの交渉はここ数カ月続いており、シナプティクスは同社の企業価値を約40億ドルと評価する今回の買収案の詳細を詰めていると関係者は指摘。依然として交渉が決裂する可能性もあるとしている。

  ブルームバーグのサプライチェーン分析によれば、シナプティクスの最大顧客は韓国のサムスン電子で、シナプティクスは米アップルにも供給している。

  シナプティクスのリック・バーグマン最高経営責任者(CEO)は電子メールでの問い合わせに対し、同社はうわさや臆測にコメントしないと説明した。

原題:Synaptics Said Closer to Deal With China-Backed Investor (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE