コンテンツにスキップする

ブラジル株:ボベスパ指数、下落-ペトロブラスが13年ぶりの安値

  • 世界経済の減速懸念を背景に商品相場が下落
  • 中銀総裁のコメントで政策金利に不透明感が生じる

20日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は下落。ブラジル石油公社(ペトロブラス)を中心に売られた。世界経済の減速懸念から商品相場が値下がりしたほか、ブラジル中央銀行の政策金利の決定前に総裁がコメントを発表したことで、政府による金融政策介入への懸念が高まった。

  ニューヨーク原油相場が3営業日続落したことを受けてペトロブラスは4.9%下落し、2002年10月以来の安値で引けた。資源株はボベスパ指数で20%のウエートを占めており、商品相場の下落で投資家の懸念は一段と高まった。ブラジル中銀のトンビニ総裁は19日、国際通貨基金(IMF)による今年のブラジル成長見通しの下方修正を考慮に入れるとの見解を示した。中銀は20日の会合で政策金利を据え置くよう政府から強い圧力を受けていると、ブラジル紙バロール・エコノミコが報じた。

  インフィニティ・アセット・マネジメントのチーフエコノミスト、 ジェイソン・ビエイラ氏は、金利が低めであることは資金を調達する必要がある企業にとっては朗報かもしれないが、トンビニ氏の声明は「極めて異例の動きであり、今後の方向性について市場で疑問が生じている」と指摘した。

  ボベスパ指数は前日比1.1%安の37645.48と、09年3月以来の安値で終了。指数を構成する61銘柄中47銘柄が下落した。イタウ・ウニバンコ・ホールディングは1.4%下げ、13年以来の安値を付けた。

原題:Petrobras’s Tumble to 13-Year Low Leads Drop in Ibovespa Stocks(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE