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ドイツ銀:昨年10-12月期は赤字見通し、訴訟やリストラ費用響く

更新日時
  • 「厳しい市場環境」が投資銀行部門に打撃
  • 2008年以来の通期赤字となり、身の引き締まる思いだと共同CEO

ドイツの銀行最大手、ドイツ銀行は訴訟関連引当金の上積みやリストラ費用の計上で昨年10-12月(第4四半期)決算が21億ユーロ(約2680億円)の赤字となる見込みだと発表した。

  20日の発表文によると、訴訟関連引当金として約12億ユーロ、リストラ・退職金費用として8億ユーロを計上した。また、「厳しい市場環境」が投資銀行部門に打撃を与えたため、同部門の10-12月期総収入は約66億ユーロに落ち込むとした。前年同期の純収入は78億ユーロだった。

  ジョン・クライアン共同最高経営責任者(CEO)は、過去の不祥事で崩れた信頼と利益の伸びを回復させる方法を模索しており、配当見送りで資本バッファーを強化しながら、2018年までに従業員の約4分の1に相当する2万6000人を削減する計画。同社株は今年に入って21%下落している。

Deutsche Bank Shares

  同行によると、通期の総収入は約335億ユーロ、純損失は67億ユーロとなる見込み。通期決算には先に開示した7-9月(第3四半期)の減損と通期の訴訟関連引当金約52億ユーロ、リストラ・退職手当費用10億ユーロが含まれる。

  クライアン共同CEOは同行のウェブサイトに掲載した従業員向け文書で、「08年以来の通期赤字となり、身の引き締まる思いだ」とコメント。「向こう2年間はリストラ費用と必要とされる投資を背負いながら懸命に努力することになろう。われわれにはこれらの措置を通じて強力で効率的かつ、経営状態の良い金融機関に変身する潜在力がある」と強調した。

原題:Deutsche Bank Sees Quarterly Loss on Legal, Overhaul Costs (1)(抜粋)

(四半期損失などを追加して更新します.)
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