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アバディーンが株式投資拡大、一段安なら買い増しの用意も-CIO

  • リチャーズCIO:選好するのは新興国や欧州
  • 「久方ぶりに絶好の買い場、下げがきついほど確実に稼げる」

最近の世界的な株安で15兆8000億ドル(約1840兆2000億円)が吹き飛んだ。だがアバディーン・アセット・マネジメントにとっては、歴史的な買いの好機となっている。

  アバディーンのアン・リチャーズ最高投資責任者(CIO)はインタビューで、株が2013年以来の安値に迫る中で同社のファンドは株への投資を0.5-1ポイント増やしたと明らかにした。さらに買い増す用意もあるという。選好するのは新興市場株式で、中国は依然高成長を続けており、世界経済を押し上げる要因になっていると認識している。

  リチャーズCIOはチューリヒでインタビューに応じ、今回の株急落は「久方ぶりに絶好の買い場かもしれない」と発言。「現在はほぼ底値に近い。相場がさらに下げるなら、もっと買う。下げがきつければきついほど、確実に稼ぐことができる」と語った。

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  新興市場株の回復に賭けているのはアバディーンだけではない。ゴールドマン・サックス・グループやバンク・オブ・アメリカなどのストラテジストも昨年末、新興市場株に対して強気に転じた。クレディ・スイス・グループのマイケル・ストロバーク最高投資責任者(CIO)も19日、新興国の株式に投資妙味が出始めているようだと述べていた。

  だがブルームバーグが先月まとめた調査では、大半の運用担当者は新興国株の持ち高を今年は維持ないし削減すると回答。年初来でMSCI新興市場指数は10%下落し、主要新興国の時価総額は2兆3000億ドル減少した。

  リチャーズCIOは先進国市場では米国や英国株に比べて欧州株を好むとし、とくにロボット技術や遺伝子治療、食の安全に寄与できる「サイバー技術」関連企業に注目すると述べた。

原題:Aberdeen Is Loading Up on Stocks And Wants More If Rout Deepens(抜粋)

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