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アジア・太平洋株式サマリー:ハンセンH株が急落-中国、インドも下落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  香港市場に上場している中国株の指標であるハンセン中国企業株(H株)指数は20日、世界的金融危機のさなかにあった2009年3月以来の安値に落ち込んだ。香港ドル下落で資本流出をめぐる懸念が強まった。石油株と不動産株を中心に値下がりした。

  H株指数は前日比4.3%安の8015.44で終了。一時は5.5%安まで下げた。ペトロチャイナ(中国石油、857 HK)は約11年ぶりの安値に下落。原油相場が一段安となったほか、中国海洋石油(CNOOC、 883 HK)がここ10年余りで初めて生産を縮小すると発表した。ペトロチャイナとCNOOC、中国石油化工(SINOPEC、386 HK)は少なくとも6%下げた。

  香港ドルは07年以来の安値に接近。中国の景気鈍化で香港資産への需要が後退すると不安視されている。ハンセン指数は3.8%安で引けた。

  中国本土市場では上海総合指数が1%安、CSI300指数は1.5%安で取引を終えた。

  京華山一国際の調査責任者キャスター・パン氏(香港在勤)は「ファンドが一斉に株を売っており、香港ドル下落が資本流出が加速しつつあるとの懸念に火を付けている」と指摘。「香港では全体的な地合いが非常に悪い」と述べた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】
 
  20日のインド株式相場は下落。指標のS&P・BSEセンセックスは終盤に弱気相場入り目前となった。アジア株安の中、通貨ルピーは過去最安値に接近した。

  世界最大の製油所を所有するリライアンス・インダストリーズは2週間ぶり安値を付けた。第3四半期売上高が予想に届かなかったことが売り材料。インドステイト銀行が2014年3月以来の安値まで売り込まれたほか、決算を発表するアクシス銀行は1.4%安となった。ルピーの対ドル相場は一時68.1687ルピーまで下げ、13年8月以来の安値となった。

   センセックスは前日比1.7%安の24062.04で終了。一時は弱気相場入りまで0.3%未満の水準となった。原油価格がバレル当たり28ドルを割り込んだことを受け、景気見通しへの懸念から世界的に市場が混乱している。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比1.3%安の4841.53。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比2.3%安の1845.45。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比2%安の7699.12。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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