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香港H株が下落、09年以来の安値-通貨安で資本流出懸念強まる

更新日時
  • 香港ドルは07年以来の安値に接近
  • エネルギー株が安い-原油価格下落とCNOOCの減産発表響く

香港市場に上場している中国株の指標であるハンセン中国企業株(H株)指数は20日、世界的金融危機のさなかにあった2009年3月以来の安値に落ち込んだ。香港ドル下落で資本流出をめぐる懸念が強まった。石油株と不動産株を中心に値下がりした。

  H株指数は前日比4.3%安の8015.44で終了。一時は5.5%安まで下げた。ペトロチャイナ(中国石油、857 HK)は約11年ぶりの安値に下落。原油相場が一段安となったほか、中国海洋石油(CNOOC、 883 HK)がここ10年余りで初めて生産を縮小すると発表した。ペトロチャイナとCNOOC、中国石油化工(SINOPEC、386 HK)は少なくとも6%下げた。

  香港ドルは07年以来の安値に接近。中国の景気鈍化で香港資産への需要が後退すると不安視されている。ハンセン指数は3.8%安で引けた。

  中国本土市場では上海総合指数が1%安、CSI300指数は1.5%安で取引を終えた。

  京華山一国際の調査責任者キャスター・パン氏(香港在勤)は「ファンドが一斉に株を売っており、香港ドル下落が資本流出が加速しつつあるとの懸念に火を付けている」と指摘。「香港では全体的な地合いが非常に悪い」と述べた。

Hang Seng Index vs Hong Kong Dollar

原題:Chinese Stocks in Hong Kong Fall to Global Financial Crisis Lows(抜粋)

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