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鉄鋼最大手のアルセロール・ミタル、時価総額が縮小-中国の輸出増で

  • アルセロール・ミタルの時価総額、ピーク時にはアップルと競う
  • 時価総額、現在では「レゴランド」運営会社とほぼ同水準

アルセロール・ミタルは依然世界最大の鉄鋼メーカーかもしれないが、投資家にとってかつての面影はない。

  ニューヨークのワン・ワールドトレードセンターやロンドンのウェンブリー・スタジアムに鉄鋼を供給したアルセロール・ミタルの時価総額は約1000億ドル(約11兆7000億円)消え去り、これらの建造物のレプリカを作成するテーマパーク「レゴランド」を運営する英マーリン・エンターテインメンツとほぼ同水準となっている。

Investors Prefer Lego to Steel

  その主因は中国だ。世界最大の鉄鋼消費国である中国が製造業からの移行を進める中、同国の需要は今年以降、減少すると予想されている。これにより中国国内の鉄鋼会社が余剰分の鉄鋼を割安な価格で輸出し、世界の鉄鋼価格を押し下げ業界の利益率が縮小している。

  現状は、2008年の商品ブームさなかのアルセロール・ミタル絶頂期とは全く異なっている。当時、同社の時価総額は一時、アップルと競合していた。ピーク時の時価総額900億ユーロ(当時のレートで約1400億ドル相当)のほぼ95%が消え去った。
  
原題:Steelmaking Giant Brought Down to Size by China Export Flood (1)(抜粋)

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