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ゴールドマンのグプタ元取締役が出所-模範囚で1年7月に刑期短縮

  • グプタ元受刑囚はマサチューセッツ州の刑務所で服役していた
  • バークシャーのゴールドマンへの投資など非公開情報を漏らし有罪に

インサイダー取引事件に関与し、米ヘッジファンド運営会社ガリオン・グループの共同創業者に非公開情報を提供した罪で有罪評決を受け、1年7カ月服役していた米銀ゴールドマン・サックス・グループの元取締役、ラジャット・グプタ元受刑囚が釈放され、出所していたことが分かった。

  ニューヨーク地区の連邦刑務局プログラムのマネジャーを務めるパトリック・マクファーランド氏によれば、2014年6月にマサチューセッツ州ディーベンスの連邦刑務所に収監されたグプタ元受刑囚には模範囚に対する減刑が適用され、2年6月の刑期が短縮された。マクファーランド氏はそれ以上の詳細について言及を避けた。

  非公開情報であることを理由に関係者の1人が匿名を条件に語ったところでは、グプタ元受刑囚が釈放されたのは今月5日。現在はニューヨーク市マンハッタンの自宅に居住し、平日にはオフィスに出ることも許されている。

  グプタ元受刑囚はマッキンゼーのマネジングパートナーを務めた経歴も持ち、ヘッジファンドを舞台とするインサイダー取引事件で米当局が検挙し、有罪が認定された経営幹部の中で最も知名度の高い人物だった。ニューヨーク市マンハッタンの連邦地検のプリート・バラーラ検事正の広報を担当するクリスチャン・セイントビル氏は、グプタ元受刑囚が刑期を短縮して釈放されたことについて、コメントを控えている。

  米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイによるゴールドマンへの50億ドル(現在の為替レートで約5860億円)の投資や同行の決算の数字といった違法な非公開情報をガリオンの共同創業者、ラジ・ラジャラトナム受刑囚に伝えたとして、グプタ元受刑囚は12年に有罪評決を受けた。

原題:Ex-Goldman Director Rajat Gupta Back Home After Prison Stay (1)(抜粋)

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