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【個別銘柄】クックパドが急落、ソニー安い、ジグソーはストップ高

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20日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

  クックパッド(2193):前日比23%安の1683円。創業者で筆頭株主の佐野陽光取締役から新たな取締役8人の選任に関する株主提案を8日付で受領した、と19日に発表した。岩井コスモ証券の川崎朝映シニアアナリストは、穐田誉輝社長ら「現経営陣の多角化で経常利益100億円を目指すとの経営戦略は投資家の信認があった。今回の件でマネジメントが混乱し、成長期待が剥落(はくらく)すると懸念されたよう」だと指摘した。クックパドは中期的な目標として経常利益100億円を掲げていた。

  ソニー(6758):8%安の2454円。クレディ・スイス証券は19日付のリポートで、イメージセンサ市場は成熟期を迎えており、数量成長は継続するが価格下落で金額成長率は鈍化の見通し、と記述した。西村美香アナリストは、同社のCIS(コンタクトイメージセンサ)事業は、8MP、10-13MPでの価格下落により、金額成長率が今後鈍化する可能性があり、デュアルカメラの搭載の遅れについても注意が必要と指摘した。

  不動産関連:野村証券は19日発表された12月の首都圏マンション市場動向調査について、12月は例年多めの発売となる傾向があるが、2015年12月は前年同月比34%減と、09年に次ぐ低い水準だった、と指摘。2大コストである地価や建築コストの上昇を販売価格へ転嫁することが容易ではなく、在庫の増加を危惧して、発売時期を延期した影響が表れたと指摘。市場シェアを伸ばしている野村不動産ホールディングス(3231)、住友不動産(8830)、三井不動産(8801)のマンション事業の業績は悪くないが、株式市場はマンション取引量の減少を心配する傾向が続くとみられる、とみる。野村不HDは7%安、住友不は5.8%安、三井不は5%安。

  津田駒工業(6217):3.8%高の110円。15年11月期営業損失は2億7400万円だった、と19日に発表。前の期の12億700万円から赤字幅が縮小した。16年11月期営業利益は、工作機械関連で新型ボールドライブ駆動NC円テーブルの国内自動車メーカーの設備採用を実績とした販売拡大促進などから、4億円の黒字を予想する。

  ブロンコビリー(3091):1.4%高の2352円。15年12月期営業利益は前の期比22%増の24億4900万円だった、と19日に発表した。地域や期間限定メニューの「クローバー牛ロースステーキ」や「オーシャンビーフリブロースステーキ」などのほか、サラダバーが好評だった。16年12月期営業利益は前期比14%増の28億円を計画。16店を関東地区中心に出店する予定。

  日本道路(1884):7.8%安の507円。東日本大震災後の高速道路復旧工事で談合が繰り返された疑いが強まったとして東京地検特捜部と公正取引委員会は独禁法違反容疑で、同社や前田道路(1883)などの家宅捜索を始めた、と20日の共同通信が報じた。日本道路の業務リスク管理部の湊千歩氏は「家宅捜索があったことは事実」とブルームバーグの電話取材で語った。前田道は7.7%安の1747円。

  ジェイ エイ シー リクルートメント(2124):5.3%高の877円。15年12月度の連結売上高は前年同月比28%増と12カ月連続でプラスになった、と19日に発表した。1-12月の累計売上高は前の期比21%増の109億円となり、同社の15年12月期連結売上高予想(前の期比14%増の105億円)を上回った。

  安川情報システム(2354):12%安の176円。16年3月期営業利益予想を1億8000万円から2000万円に下方修正した。売上減少や大規模システムの手直し費用発生などが響いた。

  ジグソー(3914):705円(15%)高の5510円でストップ高。自動運転技術開発用プラットフォームなどを開発するZMP(東京都)とともに、自動運転向けリアルタイムOS(基本ソフト)の共同開発を開始する、と19日に発表した。セキュリティやパフォーマンスを強化する。

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