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日本とドイツ、ブラジルの株式市場が弱気相場入り-世界の指数追随か

日本やドイツ、ブラジルの株式市場が弱気相場入りした。世界の株式市場の指標も弱気相場に屈する様相を呈している。

  先進国と新興国の株式市場の指標となるMSCIオールカントリー・ワールド指数(ACWI)はニューヨーク時間20日午後1時4分(日本時間21日午前3時4分)現在、2.9%安。昨年5月の過去最高値を20%下回る水準で終了する可能性がある。中国の景気減速が世界経済に打撃を与え原油安が深刻化するとの懸念が強まる中、MSCI・ACWIは2013年以来の安値圏に落ち込んでいる。

  新興国株の総崩れや資源株、ボラティリティ(変動性)の動きを以下のチャートに示した。

1.原油と資源相場の急落

Global Stocks' Market Cap Slides

  原油価格は12年ぶりの安値、資源相場は少なくとも1991年以来の低水準を付けたことから市場に波紋が広がり、世界の株式相場の足かせとなっている。21日発表の米原油在庫統計は増加が見込まれており、世界的な供給過剰が悪化したもようだ。

2.鉱山株とエネルギー株

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  全ての業種別指数が過去1年に大幅下落し、当然のことながらエネルギー関連株が最大の打撃を受けている。ヘルスケアといった比較的安全とされるセクターでさえも例外ではない。

3.新興国株

Emerging Markets Bear the Brunt of the Selloff

  全ての市場が中国景気減速の痛みを感じているが、より大きな痛手を受けているのが新興国株だ。MSCI新興市場指数は2009年以来の安値を更新している。

4.軒並み安

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  ブルームバーグが追跡するほぼ全ての株式市場が今年、軒並み下落しており、アルゼンチンとロシア、中国の指数の下げが目立つ。

5.まだ下がるのか?

Traders Are Betting on More Turmoil Ahead

  株式のボラティリティは急上昇し、市場全般に不安心理が浸透していることを示唆している。シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は昨年8月の高値をまだ下回っているものの、16年に入って65%余り上昇している。

原題:Bear Markets Abound as Global Stocks Buckle From Japan to Brazil(抜粋)

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