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IBMが急落、一時5年ぶりの安値-市場予想下回る利益見通しを嫌気

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20日の米国株式市場でIBMが大幅下落。約5年ぶりの安値に下げた。同社が前日示した2016年の利益見通しは市場予想を下回り、従来からあるハードウエア、ソフトウエア、テクノロジーサービス事業の継続的な落ち込みを取り戻すことが難しいことをあらためて示した。

  ニューヨーク時間午後0時8分現在、IBMの株価は前日比5.3%安の121.33ドル。一時前日比7.9%安の118ドルと、2010年5月以来の安値に下げた。ダウ工業株30種平均銘柄の中で最も下げがきつい。

  IBMは現在、新たな事業へと軸足を移す長期計画を推し進めているが、これが株価の下押し材料となっている。ジニ・ロメッティ最高経営責任者(CEO)は事業の重点をクラウドコンピューティングやデータ分析など新規分野にシフトしようと取り組んでおり、これら事業が成長をけん引すると期待している。また、これら新規事業は既存事業よりも付加価値と収益性が高いと強調することで、売り上げをめぐる投資家の懸念解消に努めている。
  
  マーティン・シュローター最高財務責任者(CFO)は19日、16年通期の1株当たり営業利益が少なくとも13.50ドルになるとの見通しを示した。これはアナリスト予想の15ドルを下回る。

原題:IBM Tumbles to 5-Year Low After Profit Forecast Misses Estimates(抜粋)

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