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米国株:S&P500種ほぼ変わらず、消費関連株が上昇

更新日時

19日の米国株はS&P500種株価指数がほぼ変わらず。この日は原油や決算で弱さが見られ、商品企業の株価が下げたものの消費関連株が値上がりした。

  買い先行で始まったが、騰勢は続かなかった。ただ後半に昨年8月の売り浴びせでつけた安値まで下げると、その後は上げに転じた。この日は小型株が特に売られた。
不安定なセンチメントの中では原油相場が引き続き材料となった。石油のシェブロンは下落。バンク・オブ・アメリカ(BOA)も安い。消費財最大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は上昇した。

  S&P500種株価指数は前営業日比0.1%未満上げて1881.33。ダウ工業株30種平均は前営業日比27.94ドル(0.2%)上げて16016.02ドル。ナスダック総合指数は0.3%下げた。

  フォート・ワシントン・インベストメント・アドバイザーズのチーフエコノミスト兼シニア投資アドバイザーのニック・サージェン氏は「市場にある問題がすべて決着したとは考えていない」と述べ、「中国の景気が実際のところどこまで減速していくのかという疑問が残っており、原油がいつ底をつけるかも分からない」と続けた。

  この日の欧州株とアジア株は上昇した。中国の国家統計局が19日発表した2015年の成長率は6.9%と、通年ベースでは1990年以来の低水準となり、7%前後の政府目標とほぼ一致した。

  ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が大幅続落。国際エネルギー機関(IEA)が19日発表の月報で、世界の石油市場が「供給過剰であふれ返る」可能性があるとし、需要伸び悩みと経済制裁解除に伴うイラン産原油の輸出増加が石油価格をさらに押し下げるとの見方を示した。

S&P 500 at Lowest Since August

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は3.6 %下げて26.05。月初来では43%上昇している。

  S&P500種産業別10指数のうち5指数が下落した。エネルギーは2.2%安、素材株は1.2%下落した。公益事業株や通信株、生活必需品株はいずれも上昇した。

原題:S&P 500 Little Changed as Energy Slides, Consumer Shares Advance(抜粋)

(第2段落を書き換え、第4段落以降を追加します.)
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