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米モルガン・スタンレー:10-12月黒字確保、収入が予想上回る

更新日時
  • 調整後1株利益は43セント、アナリスト予想は32セント
  • 収入は5.3%増、株式トレーディング収入が増えた

モルガン・スタンレーの2015年10-12月(第4四半期)決算は、9億800万ドル(約1070億円)の黒字となった。株式トレーディング業務の好調で収入がアナリストの予想以上に増えたほか、費用が減少した。

  19日の同社発表によると、純利益は1株当たり39セント。前年同期は住宅ローン関連の訴訟費用を計上し16億ドル(同91セント)の赤字だった。会計上の調整を除いたベースの1株利益は43セントとなり、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の32セントを上回った。

The Steady Decline of Bond Trading

  同社は17年の株主資本利益率(ROE)目標を9-11%に設定した。ジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)がかねてから掲げていた目標は10%以上、昨年は会計調整と税効果を除いて7%だった。

  会計調整を除いたベースの収入は5.3%増の79億ドルとアナリスト20人の予想の76億7000万ドルを超えた。報酬以外の費用は26億ドルにとどまり、前年同期の56億ドルから大幅減少した。前年は31億ドルに上った訴訟費用が響いていた。

  報酬費用は離職者用の手当て計上があったものの、前年同期の51億ドルから37億ドルへと減らした。

  特別項目を除く債券トレーディング収入は8.2%減の5億5000万ドル。多くのアナリストの予想を超える落ち込みで、金融危機以降で2番目の低水準となった。ゴーマンCEOは発表文で「第4四半期に債券事業を資本と費用の両面で大なたを振るう措置を取った」と説明した。

  株式トレーディング収入は18億ドルと前年同期の16億ドルから増加し、アナリスト予想を上回った。

原題:Morgan Stanley Posts Quarterly Profit as Revenue Beats Estimates(抜粋)

(第2段落以降にアナリスト予想や収入、CEOコメントを追加します.)
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