コンテンツにスキップする

アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が大幅高-香港、インドも上げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  19日の中国株式相場は上昇し、上海総合指数が2カ月半ぶりの大幅高となった。予想を下回る経済統計の発表を受け、刺激策拡大の観測が広がったほか、政府系ファンドによる買いの期待を背景に工業株が値上がりした。

  上海総合指数は前日比3.2%高の3007.74 で終了。上昇率は昨年11月4日以来の大きさ。中国中鉄(601390 CH)と中国電力建設(601669 CH)が、値幅制限いっぱいの10%高となった。

  国家統計局が発表した2015年10-12月(第4四半期)の国内総生産(GDP)は伸び率が市場予想を下回り、工業生産や小売売上高、都市部固定資産投資は12月にいずれも伸びが鈍化した。東北証券や中原証券によると、当局は利下げや預金準備引き下げといった一段の金融緩和に踏み切る可能性がある。

  東北証券の瀋正陽アナリスト(上海在勤)は「市中銀行の預金準備率引き下げがあるかもしれない」と予想。「中国の成長安定に向けて中心的な支柱となるのは鉄道などインフラ関連企業だ」と指摘した。

  香港市場では、ハンセン指数は2.1%高と、昨年11月12日以来の大きな上げとなった。ハンセン中国企業株(H株)指数は3%高で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】
 
  19日のインド株式相場は反発。指標のS&P・BSEセンセックスは前日に1年8カ月ぶり安値を付けていた。同指数を弱気相場目前まで押し下げた最近の相場下落は行き過ぎとの見方が広がった。

  決算発表を控えた世界最大の製油所を所有するリライアンス・インダストリーズは2.6%上昇。ICICI銀行とアクシス銀行の買いが指数構成銘柄の中で目立った。アダニ・ポーツ・アンド・スペシャル・エコノミック・ゾーンが5カ月ぶり大幅高、ラーセン・アンド・トゥブロは前日の約2年ぶり安値から上昇した。

  センセックスは前日比1.2%高の24479.84で終了。中国市場の混乱や商品安の影響で2011年以降で最悪の幕開けとなった同指数のバリュエーション(株価評価)は4カ月ぶり低水準。18日には相対力指数(RSI、14日間ベース)が28まで低下し、買いシグナルと見なされる30を下回った。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.9%高の4903.07。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.6%高の1889.64。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.6%高の7854.88。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE