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失踪した香港出版者が中国本土に-広東省の警察が沈黙破り認める

中国共産党に批判的な書籍を扱っていた香港の出版者、李波氏が昨年12月に香港から失踪した事件で、中国の警察が数週間にわたる沈黙を破り、李氏が本土にいることを認めた。

  香港警察は当局のウェブサイトを通じ、広東省の警察が香港当局宛ての書簡で、李氏が本土にいると説明していることを明らかにした。香港警察はこの事件をさらに調べるため、李氏との面談を要請している。

  香港は李氏が自身の書店の倉庫から失踪して以降、中国側に同氏に関する情報提供を求めていた。失踪時に李氏は、中国本土への渡航許可書を所持していなかった。この事件はいわゆる「1国2制度」で保証されている香港の高度な自治権を本土側が脅かしているとの懸念を強めている。

  香港の梁振英行政長官は今月3日には中国当局に情報提供を要請していたが、中国側からはまだ李氏が本土にいる理由の説明はない。香港では10日に情報提供を求め、数千人参加の中国に対する抗議活動が行われた。

原題:Missing Hong Kong Bookseller Confirmed to Be in China (2)(抜粋)

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