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S&P500の下落は道半ば-2015年8月の株急落言い当てたラムジー氏

  • さらに10%の下落余地があるとロイトホルトのラムジーCIO
  • S&P500種は16年に入って8%下落し、過去最悪の新年スタート

2015年の株式相場の天井を言い当てたロイトホルト・ウィーデン・キャピタル・マネジメントのダグ・ラムジー最高投資責任者(CIO)は今、年明け以降投資家を動揺させている相場急落の終息までにS&P500種株価指数にさらに10%の下落余地があると指摘している。

  ラムジー氏は、米株式相場が月間ベースで11年以来の大幅高を演じていた昨年10月に弱気見通しを示して苦戦した経緯もあるが、今の悲観ムードは同氏に相場の先行きを暗示するものとなっている。年初来の下落で時価総額は2兆ドル(約235兆円)余り吹き飛んでおり、過去のデータが手掛かりになるなら、さらに状況は悪化すると同氏は予測する。

S&P 500 Drop Half Done: Ramsey

  テクニカル分析やセンチメント分析とファンダメンタル調査を組み合わせた調査を行うラムジー氏は昨年8月前半、値上がり銘柄の広がりが狭まっているとして「株式相場の次なる大きな動きは 下落になるだろう」と指摘していた。同氏の現在の最も慎重な予想によると、S&P500種株価指数は1957年以降のバリュエーションの中央値まで下落する見込みで、その場合、現行水準よりも9%安い1700前後に値下がりするという。

  同氏は電話インタビューで、ダウ工業株30種平均やS&P500といった「最も持ちこたえてきた指数に下落余地がある」と述べ、「これらの指数は一般に最後に下げる」と指摘。大型株の投げ売りは09年に始まった強気相場の終わりを意味するだろうと語った。3週間にわたる下落で「激しい反発」の可能性が生じたものの、ダウ平均が日中に500ドルを超える下げを演じた15日のような急落は過去100年に経験したより大きな相場暴落のケースでも前触れとして見られたと付け加えた。

    
原題:Ramsey Sees Bear Call Affirmed With S&P 500 Selling Halfway Done(抜粋)

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