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中国人民銀が資金供給拡大-短期金利上昇、一時2週間ぶり高水準

中国人民銀行(中央銀行)は19日、公開市場操作(オペ)を通じた資金供給を拡大した。経済成長鈍化を受けて資本流出が加速する中、人民銀は借り入れコストを低水準にとどめるのに苦慮している。

  人民銀は同日、7日物リバースレポで800億元(約1兆4300億円)、28日物リバースレポで750億元を銀行システムに供給した。7日物は1週間前のオペ時と同規模。2月8日から1週間の春節(旧正月)連休後に期日が到来するよう28日物も合わせて実施した。
  
  四半期の納税のほか、外銀の中国本土の人民元預金を対象とした預金準備率引き上げなどで資金需要が高まっていることから、中国の短期金利は上昇している。

  招商銀行の万釗アナリスト(上海在勤)は「納税や預金準備率に関する新規定など複数の要因が銀行間の流動性見通しに影響を与えており、今回の流動性供給は資金需要を賄うのに十分でないかもしれない」と述べた。

  銀行間資金の取引センターNIFCによると、翌日物レポ金利は上海時間午前11時5分(日本時間午後0時5分)現在、前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.96%と、今年に入って最大の上昇。一時は2%と、今月5日以来の高水準に達した。7日物レポ金利は2bp上昇の2.35%と、5営業日連続で上昇している。
  
原題:PBOC Boosts Injections as Money Rates Climb to Two-Week High(抜粋)

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