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【個別銘柄】日電産や格上げの日写印高い、楽天やGMOクラ下落

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19日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

  日本電産(6594):前日比4.2%高の8002円。産業革新機構が保有するルネサスエレクトロニクスの株の買い手に日本電産が浮上との報道を受け、ゴールドマン・サックス証券では取得できれば日本電産の車載・IoT(モノのインターネット)分野の成長を大きく加速・前進する要因となろう、と評価。ユニークなIoT関連大手デバイスメーカーに発展する可能性が高まるとみる。投資判断「買い」を継続。ルネサスエ(6723)は9.3%高の808円。

  楽天(4755):2.4%安の1180円。モルガン・スタンレーMUFG証券は目標株価を2200円から1800円に引き下げた。足元でヤフーとの競争にさらされており、2015年12月期のEPS予想を45円から42円に、16年を69円から60円に、17年を82円から72円に変更。

  日本写真印刷(7915):6.5%高の2214円。クレディ・スイス証券は投資判断を「アンダーパフォーム」から「中立」に引き上げた。今後のカタリストは、17年3月期のデバイス主要顧客との価格交渉と、18年3月期の立ち上がりが見込まれるフォースセンサーへの期待値の綱引きとなると指摘。上期に見られたデバイス事業での同証予想を上回る生産性改善の効果や、買収した蒸着紙事業を織り込み、16年3月期営業利益予想を従来の86億2900万円から96億2400万円に、17年3月期を87億9500万円から97億9100万円に上方修正した。

  山陽特殊製鋼(5481):3.1%高の539円。日本鉄鋼連盟が18日に発表した受注統計を受け、野村証券は普通鋼材の内需の製造業向けと自動車関連の特殊鋼材で回復が確認されたと指摘。特殊鋼の中でも特殊鋼専業メーカーの主な生産鋼種の受注はまだ低迷しているが、今後徐々に回復感が出てくると予想する。大同特殊鋼(5471)は2.4%高の436円。

  富士重工業(7270):3%高の4520円。16年の世界生産・販売台数について、初めて100万台超を計画するとした18日の発表を受け、みずほ証券では16年は成長が加速する年と位置付けられると評価。主力の米国を前年比6%増とみる一方、カナダ7%増や中国6%増など米国以外でも販売をしっかりと伸ばしていきたいとの強い意志が込められているとした。

  住友大阪セメント(5232):4.6%高の481円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は19日付のリポートで、セメント内需について大型案件着工や資材コスト上昇に伴う鉄骨造から鉄筋コンクリート造への一部回帰などにより、17年3月期下期に本格回復に向かうと予想。同期の内需は4500万トンと3年ぶり増加を見込む。

  鳥居薬品(4551):1.8%高の2540円。15年12月期営業利益は49億1000万円と従来計画を23%上回ったもよう、と18日に発表した。抗HIV薬や高リン血症治療剤の好調や販売費節減が寄与した。

  ワコム(6727):3.8%安の462円。クレディ・スイス証券は目標株価を400円から390円へ引き下げ、投資判断「アンダーパフォーム」を継続した。1年の時間軸ではバリュエーションの割高感は否めないと指摘。また、スマートフォン向けスタイラスペン減少によるダウンサイドリスクは低下してきているが、引き続きセット販売、新モデル動向を注視する必要があるとみる。16年3月期営業利益予想を従来の46億9600万円から45億5100万円に減額した。
 
  大京(8840):3.4%高の185円。今春をめどに一般住宅に旅行者を有料で泊める「民泊」事業に参入する、と19日付の日本経済新聞朝刊が報じた。初年度に約100戸の空き家を買い取って改装し、宿泊者を受け入れるという。

  GMOクラウド(3788):4.5%安の675円。15年12月期営業利益は4億7100万円と、従来計画の8億円を下回ったもようと18日に発表した。IAM事業で、当初の予想に比べ商材のグローバル対応と新サービスリリースの遅延が発生し、のれん償却費を賄うだけの利益計上が困難となった。また、ソリューション事業で既存のホームページ制作サービスが計画を下回った。

  日本調剤(3341):1.7%高の4230円。15年4-12月期営業利益は前年同期比5割増の70億円強と9カ月間で最高を更新したようだ、と19日付の日本経済新聞朝刊が報じた。C型肝炎薬の処方拡大に加え、後発医薬品の使用促進などで調剤報酬も増えた。 
 

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