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ECB、伊モンテ・パスキやウニクレディトに不良債権データ提出要請

  • イタリアの銀行株を中心に欧州銀行株は18日に下落
  • イタリアの銀行の不良債権は昨年11月に2010億ユーロに達した

欧州中央銀行(ECB)はモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナやウニクレディトなどイタリアの銀行に対し、不良債権データの提出を要請している。ECBの検査官は域内の信用の質に一段と厳しい目を向けている。

  各行が18日にそれぞれ発表した資料によると、審査はECBの下でユーロ圏の銀行監督を統括する単一監督メカニズム(SSM)が担当し、今後数週間に実施される。バンコ・ポポラーレSCポポラーレ・ディ・ミラノ銀行も審査を受けることを開示した。

  ECBの審査強化の中で銀行の不良債権規模への懸念が広がり、イタリアの銀行株を中心にストックス欧州600銀行株指数は18日に下落。イタリア証券取引委員会(CONSOB)はこれを受けて国内金融機関に審査について公表するよう迫った。

  2009年以降に救済を2回受けたモンテ・パスキの株価は18日のミラノ市場で15%安の0.766ユーロ。ウニオネ・ディ・バンケ・イタリアーネは7.3%安。

  イタリアの銀行の不良債権は昨年11月に過去最高の2010億ユーロ(約26兆円)に達した。過去最低の金利や景気低迷で利益率が縮小している。

原題:Paschi, UniCredit Among Banks Pressed for Bad-Loan Data by ECB(抜粋)

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