コンテンツにスキップする

15年訪日外国人1974万人、45年ぶり出国者数上回る-旅行消費3.5兆円

2015年に日本を訪れた訪日外国人数は前年比47.1%増の1973万7400人と過去最高を更新し、45年ぶりに訪日客数が日本人出国者数を上回った。円安の影響に加え、政府による免税や査証発給緩和などの取り組みなどが寄与した。

  訪日客の旅行消費額は同71.5%増の3兆4771億円で、過去最高だった。石井啓一国土交通相が19日、閣議後の会見で政府観光局の推計値を発表した。

  日本人出国数は同4.1%減の1621万2100人。円安を嫌気し海外渡航を手控えるなどし、3年連続で前年割れとなった。訪日客は1970年に大阪で万国博覧会が開催され急増したが、翌年からは日本の高度経済成長に伴い出国数が増加、訪日客数を上回り続けていた。

  政府は20年に訪日客2000万人という目標を立てているが、達成は間近。昨年11月に官邸に発足した「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」(議長:安倍晋三首相)は、年度内を目途に訪日客の新目標を設定する。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE