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きょうの国内市況(1月19日):株式、債券、為替市場

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●日本株4日ぶり反発、為替安定し輸出、素材上げ-統計後の中国株高も

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  東京株式相場は4営業日ぶりに反発。直近続落の反動やテクニカル指標からみた売られ過ぎ感、為替の落ち着きなどから見直しの買いが優勢となった。経済統計発表後の中国株が上昇基調となったことも投資家心理にプラスとなり、電機や輸送用機器など輸出関連、鉄鋼や非鉄金属など素材株、海運株が高い。個別では、一部アナリストが投資判断を上げた任天堂は急伸。

  TOPIXの終値は前日比2.48ポイント(0.2%)高の1390.41、日経平均株価は92円80銭(0.6%)高の1万7048円37銭。

  三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは、中国経済統計の「レベルが変わらなかったため、取りあえず通過という認識だろう」と指摘。統計の中身は「良い内容でもないが、悲観する内容でもないため、戻ってきた」と話した。

  東証1部33業種はその他製品や鉄鋼、海運、電機、非鉄、証券・商品先物取引、鉱業、輸送用機器など20業種が上昇。食料品や銀行、電気・ガス、建設、水産・農林、空運、サービス、陸運など13業種は下落。東証1部の売買高は21億7318万株、売買代金は2兆1932億円。上昇銘柄数は861、下落は948。

  売買代金上位では、マッコーリー証券による投資判断引き上げの材料があった任天堂が急伸。富士重工業や日本電産、パナソニック、TDK、新日鉄住金、JFEホールディングス、川崎汽船も高い。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループのメガバンク3行がそろって下げ、JTや楽天、信越化学工業、大和ハウス工業、さくらインターネット、明治ホールディングスも安い。

●債券反落、長期金利0.2%割れへの警戒感で-5年入札結果は予想通り

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  債券相場は反落。長期金利の0.2%割れに対する警戒感や明後日の20年債入札に向けた売りなどが重しとなり、売りが優勢となっている。今日実施された5年債入札結果は市場予想通りだった。

  長期国債先物市場で中心限月3月物は前日比4銭安の149円63銭で開始。午後に入ると水準を切り下げ、一時は149円55銭まで下落。結局は11銭安の149円56銭と、この日の安値圏で引けた。

  メリルリンチ日本証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジストは、「日経平均株価の動向に合わせて、上下動する展開。ただ、先週の最低値更新以降、10年債利回りが0.20%に近づいた局面で利益確定の動きが出ているとみられるほか、明後日の20年債入札を控えた動きもあり、やや重さが見られる」と説明。「5年債入札は無難な結果となった。海外投資家と業者筋による日銀トレードを意識した買いが中心だったとみられる」と語った。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の341回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より1ベーシスポイント(bp)高い0.21%で開始し、午後に入ると0.215%を付けた。14日に過去最低水準の0.19%まで低下した後、水準を切り上げ、15日には一時0.25%まで上昇する場面があった。

  財務省がこの日午後に発表した表面利率0.1%の5年利付国債(126回債)の入札結果によると、最低落札価格は100円40銭と市場予想と一致した。小さければ好調さを示すテール(落札価格の最低と平均の差)は1銭と前回と同じ。投資家需要の強弱を反映する応札倍率は4.10倍と前回の4.25倍からやや低下した。

●円全面安、中国株上昇で売り活発化-景気刺激策に期待感

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  東京外国為替市場では円が主要16通貨に対して全面安の展開。対ドルでは1ドル=117円台後半で推移している。中国株が政策期待を背景に上げ幅を拡大する展開となり、リスク選好に伴う円売りが活発化した。

  午後3時25分現在のドル・円相場は117円72銭付近。午前の取引で一時117円23銭までドル安・円高に振れていたが、中国株の上昇に連れて円が売られ、一時は117円83銭と2営業日ぶりの円安値を付けた。

  マネースクウェア・ジャパン市場調査部の山岸永幸シニアアナリストは、「中国はこれまでほどの高成長を維持することは難しいにしろ、政府目標の成長率程度は維持している」と指摘。「成長率が予想を下回ったということで、何らかの景気刺激策に対する期待感もある」と語った。
  

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