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中国へのVC投資、過去最高の370億ドル-米国と肩を並べる存在に

  • 2015年の投資額は前年の2倍余りに増加した
  • インターネット業界の再編が進む中で10-12月の投資ペースは鈍化

昨年の中国へのベンチャー キャピタル(VC)投資は370億ドル(約4兆3400億円)と、前年の2倍強となり、過去最高を記録した。同国はハイテク産業における米国の主導的立場に真っ向から挑む存在に浮上している。

  英コンサルティング会社プレキンによると、中国のVC案件は1555件となった。ただインターネット業界の淘汰(とうた)が進む中で、VC取引成立のペースは10-12月(第4四半期)に鈍化し、投資額は約40%減少した。

  中国のベンチャーブームに伴いスマートフォンメーカーの小米、配車サービスの滴滴快的、オンラインで個人融資を仲介する「ピアツーピア(P2P)」金融の上海陸家嘴国際金融資産交易市場(陸金所)など世界有数の価値を持った新興企業が生まれた。2014年のVC投資額が3倍、昨年は倍増した流れを踏まえると、傑出した企業がさらに現れる可能性がある。

  プレキンのVC責任者、フェリス・エジディオ氏は電子メールで「年間のVC投資額が45億ドルから150億ドル、370億ドルへと推移していることは、今の中国のVC業界の巨大な意欲を示すものだ」と指摘した。

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  中国は現代のVCの発祥の地である米国との差を縮めつつある。プレキンによると、米国の昨年のVC投資は680億ドルと、前年の560億ドルから膨らんだ。

原題:China Hits Record $37 Billion in VC Deals in Challenge to U.S.(抜粋)

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