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イラン石油省、原油生産日量50万バレルの拡大を指示

  • イランの生産拡大は原油市場の「状況改善にならない」-UAE
  • ブレント原油価格は年初来22%下落、18日も軟調続く

イラン石油省は原油生産を日量50万バレル拡大するよう指示した。原油市場はだぶつき、これ以上の供給増加は価格崩壊を招く恐れもあるが、それでも計画を前進させた。

  石油省のシャナ通信が18日伝えたところによると、国営イラン石油公社(NIOC)のマネジングディレクターを務めるロクノディン・ジャバディ氏は、原油輸出に関する制裁からイランが解放されたため今や増産が可能になったと指摘。イランが増産しなければ、半年から1年のうちに近隣諸国が生産を拡大し、市場シェアを奪うと述べた。

  一方、アラブ首長国連邦(UAE)のマズルーイ・エネルギー相は同日、「イランに増産の権利があるかと言えば、もちろんある」としつつ、「それが状況を改善するかと問われれば、そうではない」と語った。

  原油市場の指標となっている北海ブレント原油価格は今年に入り22%下落。供給過剰やイランの生産が近く急増する見通しが懸念され、18日も前日比で一時1.27ドル下げ、ロンドン時間午後3時40分では28.84ドルで取引されていた。

原題:Iran Gives Order to Boost Crude Oil Output Amid Global Glut(抜粋)

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