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欧州株:3日続落、約1年ぶり安値-銀行株の下げ目立つ

  • 銀行株指数、3営業日連続の下げとしては昨年8月以来の大幅下落
  • ギリシャとイタリア、ポルトガルの株価指数が大きく下げる

18日の欧州株式相場は3営業日続落。銀行株の下げが目立ち、指標のストックス欧州600指数は約1年ぶり安値をつけた。

  同指数は前週末比0.4%安の328.64と、2014年12月以来の安値で引けた。寄り付き直後に1.2%高となったものの、その後は0.8%下げた。銀行株指数は3営業日連続の下げとしては昨年8月以来の大幅安となる7.5%の値下がりを記録した。

  前週までの3週続落で、ストックス600指数は昨年4月につけた過去最高値からの下落率が20%を超え、弱気相場入りした。この日の出来高は30日平均を約18%上回る水準だった。

  MPPM(独エップシュタイン)のギレルモ・ヘルナンデス・サンペレ氏は「中長期的には買いの機会だ」と述べた上で、「ボラティリティ指数は落ち着きを示す水準からまだ程遠く、投資家は引き続きリスクオフのモードにある。このため、V字に回復する相場調整は見込めない」と語った。

  世界景気をめぐる懸念や原油急落が市場のセンチメントを支配し、欧州の株価は欧州中央銀行(ECB)が量的緩和(QE)を開始すると明らかにした時期の前の水準に戻った。ユーロ圏の株価下落に備えるオプションの価格を示すVストックス指数は先週、昨年9月以来の高水準に達した。

VStoxx is surging

  銀行株ではイタリアのモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナとバンカ・ポポラーレ・デレミリア・ロマーニャが大幅安。不良債権の規模を懸念して売られた。ギリシャのアルファ銀行は9.2%急落。

  この日の西欧市場では、イタリアのFTSE・MIB指数とポルトガルのPSI20指数、ギリシャのアテネ総合指数の下げが目立った。フランスとドイツの株価指数は0.5%未満の下げにとどまった。

原題:European Stock Plunge Deepens in Volatile Trading as Banks Slump(抜粋)

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