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申年迎える中国でベビーブームか、産科予約増-二人っ子政策も追い風

申(さる)年生まれは賢くて魅力的だと言われる。このため、中国では縁起がそれほど良くない未(ひつじ)年が終わるまで子供をもうけるのを先送りしていた夫婦もみられ、不妊治療薬のメーカーや出産関連サービスを手掛ける企業に期待感が広がっている。

  中国では今年、2月8日に旧正月(春節)を迎え、えとが未から申に変わる。ハーモニケア・メディカル・ホールディングス(和美醫療)によると、同社の北京の病院(病床数72)では申年の影響で産科の予約が3割も増えたという。ドイツの製薬会社メルクは中国では昨年後半に不妊治療関連医薬品の販売が増加したことを明らかにした。

  中国最大の民間産婦人科病院グループのハーモニケアはより忙しい1年になるとの見通しから、北京と武漢の病棟を改修し病床や医療スタッフの増強を進めている。一人っ子政策を廃止し二人っ子政策が導入されることも申年の出産ブームを後押ししそうだ。
  
  ハーモニケアのチェン・ウェイ副社長は、「申年の2016年は出産件数の大幅増が間違いない」と述べ、「中国の伝統では未年生まれは他のえとに比べて縁起が良くないとされることから、翌年以降の出産となるよう多くの家庭が子供をつくる計画を先送りしている」と指摘した。

原題:Monkey-Baby Drive May Boost Births in China, Spur Diaper Sales(抜粋)

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