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中国中銀、元相場防衛策を強化-オフショア人民元が上昇

  • 海外金融機関による中国本土での元預金に対し預金準備率を適用へ
  • 18日の人民元中心レート、4週間で最も大きな引き上げ

中国人民銀行(中央銀行)が人民元に対する海外からの投機を抑制する取り組みを強化し、18日の香港オフショア市場で人民元は上昇している。

  人民銀は18日、海外金融機関による中国本土での元預金に対し25日から預金準備率を適用すると発表した。適用する水準には言及していない。事情に詳しい複数の関係者によると、預金準備率は本土の銀行に適用されているのと同水準になる見通し。主要行の現行預金準備率は17.5%。外国の中銀や政府系ファンド、国際金融機関は今回の変更の影響を受けないと人民銀は説明した。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の為替ストラテジスト、アイリーン・チュン氏(シンガポール在勤)は「基本的にはオフショア市場の流動性を抑制し続ける措置であり、資金調達コストを押し上げるとともに、投機筋によるオフショア市場での元空売りの防止につながる」と分析した。

  ブルームバーグ集計のデータによると、香港オフショア市場で人民元は現地時間午前10時42分(日本時間同11時42分)現在、0.41%高の1ドル=6.5868元。 本土市場の元相場は0.08%上昇し6.5790元。人民銀は18日、元の中心レートを0.07%引き上げた。ここ4週間で最も大きな引き上げとなった。

原題:Offshore Yuan Gains as China Steps Up Defense of Its Currency(抜粋)

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