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米ゴープロのアキレス腱-動画編集ソフト、使いやすさに欠けるとの声

  • 2分間のスキューバダイビング動画編集に最高3時間かかるケースも
  • ソフトを修正しなければゴープロはニッチ企業になる恐れ

米ウエアラブルカメラメーカー、ゴープロは、消費者やウォール街からアップルと似たような評価を得ていた。同社の小型カメラを使えば誰でもスキーやサーフィンなどの様子を映したプロ並みの動画を作成できそうだったからだ。だが、アップルのように簡単に動画を編集しアップロードできるか、という重要なテストに同社は不合格となった。

  同社はクリスマスに新しいカメラを投入せず批判が広がった上に、ドローン(小型無人機)への参入はまだ先で、創業者ニック・ウッドマン氏はバーチャルリアリティー(仮想現実)への早期進出も求められている。しかし、同社の最大の課題はソフトウエアだと、多くのアナリストや消費者が指摘する。アップルが創業当時から得意としてきたような使いやすいインターフェースの開発に、多くの投資家やアナリストの予想より時間がかかっている。

  英国の旅行代行業者、マレク・ブロンストリングさん(32)は、2分間のスキューバダイビングの動画を編集するのに2-3時間かかったほか、生の動画をコンピューターに取り込んで加工するのに最長で40分かかると話す。

  ウッドマン氏らがこの問題を解決しない限り、ゴープロは投資家が当初期待していたような大規模市場を相手とする企業にはならず、ニッチ企業の地位に甘んじる恐れがある。

  モルガン・スタンレーのアナリスト、ジェームズ・フォーセット氏は「同社はいずれかの時点で、ただ利益を得て資金を守り、採算は取れているが小規模の事業を経営するつもりかどうか決めなければならない」と指摘した。

原題:GoPro’s Achilles Heel: Video Editing Software Isn’t Apple-Easy(抜粋)

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