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中国:新築住宅価格の回復広がる、12月は70都市中39都市で上昇

更新日時
  • 前月比での値上がりは11月の33都市から増加-当局の緩和策が寄与
  • 値下がりは26都市、11月の27都市を下回る

中国では昨年12月、新築住宅価格の回復が中小都市を中心により多くの都市に広がった。当局が売れ残り住宅を抱える地域を対象に緩和措置を打ち出したことが寄与した。

  国家統計局が18日発表したデータによると、12月は政府が継続的に調査する主要70都市のうち39都市で、新築住宅価格が前月比で上昇。11月は33都市で値上がりだった。12月の価格下落は26都市(11月は27都市)、価格横ばいは5都市だった。

  野村ホールディングスの高剣鋒アナリスト(香港在勤)は統計発表前、「経済成長と在庫調整を後押しするために今年も支援策が続く」と予想。共産党中央委員会政治局は先月、2016年の主要な課題の1つに住宅在庫の圧縮を掲げ、追加緩和措置への期待が高まっている。

  統計局は発表資料で、都市間の隔たりは「依然として非常に明白だ」と指摘。「1級都市と人気のある一部2級都市での住宅価格の上昇は明らかに他と比べて大きく、大半の3級都市ではなお値下がりが続いている」と説明した。

  深圳の新築住宅価格は前月比3.2%上昇。上海の上昇率は1.9%と、半年で最大の値上がり。1年前との比較では深圳が47%、上海は16%それぞれ上昇している。北京は前月比0.4%上昇、広州も0.7%上昇した。

  統計局によると、12月に前年同月比で新築住宅価格が上昇したのは70都市中21都市と、11月と同数。中古住宅価格は12月に37都市で前月から値上がり。11月は40都市だった。

原題:China Home-Price Recovery Spreads to More Cities Amid Easing(抜粋)

(3段落目以降でコメントなどを追加して更新します.)
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