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【個別銘柄】ソフバンク急落、みずほFGやTHK安い-東芝は高い

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18日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

  ソフトバンクグループ(9984):前営業日比7.9%安の5111円。米子会社のスプリント株は、通信網関連費用を10億ドル(約1170億円)削減する計画をまとめていると報じられたことを受け、15日の米国株市場で前日比10%安と、2013年7月9日以来の安値で終了した。また、野村証券はスプリントの中期業績の改善を見極める必要があると指摘し、目標株価を8580円から7550円に下げた。

  みずほフィナンシャルグループ(8411):2.5%安の216.8円。SMBC日興証券は投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に、目標株価を335円から285円に下げた。海外業績モメンタム鈍化を織り込み、今後5年間の実質業務純益予想を従来予想比約10-15%引き下げた。過去3年間、同社は海外業務拡大に注力してきたが、新興国を中心とした海外事業環境の急速な変化で成長スピードが鈍化しつつあると指摘。子会社利益水準が相対劣後する同社にとり、その影響は他のメガバンクに比べ大きいとみる。また、政策保有株削減への取り組みも株価に織り込まれたと判断した。

  THK(6481):3.9%安の2063円。モルガン・スタンレーMUFG証券は投資判断を「イコールウエート」から「アンダーウエート」に、目標株価を2300円から1700円に下げた。中国発のマクロ環境の悪化を受け、国内と中国の受注回復は遅れ気味で、年度末まで低水準が継続する可能性が高いとみる。さらに、来期は、米国の大手スマートフォンメーカー向け新モデル絡みの引き合いが増える可能性はあると考えられるが、規模感としては14年上期に見られたような水準には至らず来期売上高は前年比で微増に留まると予想した。

  東芝(6502):2.5%高の230.3円。三井物産が東芝の医療子会社東芝メディカルシステムズの買収に向け入札参加を検討していることが分かった。三井物広報担当の賜昭宏氏がブルームバーグ・ニュースに話した。三井物の応札方針については、16日に共同通信が報じていた。

  山洋電気(6516):6.7%安の628円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は目標株価を1580円から1320円に下げた。中国の設備投資減退などで工作機械やロボット向けサーボモータなどの需要が想定以上に低調、と指摘。16年3月期営業利益予想を従来の77億1000万円から69億円に、17年3月期を84億7000万円から81億円に減額した。投資判断は「買い」を継続。

  石油元売り:昭和シェル石油(5002)は1.1%安の884円、出光興産(5019)は1.5%安など。原油安を受けて、石油元売り大手5社すべてが連結最終赤字になりそうだ、と17日付の日本経済新聞朝刊が報じた。

  TDK(6762):2.1%安の6990円。SMBC日興証券は15日付の電子部品セクターのレポートで、iPhone(アイフォーン)の生産台数の変動の短期的な影響は株価に織り込まれたものの、17年3月期コンセンサス営業利益は16年秋に発売されるとみられる新モデルが大ヒットしない限り達成は難しいと指摘。コンセンサスの低下が続く間は株価の反転は考えにくく、短期的に電子部品セクターの株価は弱含む可能性が高いとみる。村田製作所(6981)は2%安、ミネベア(6479)は1.6%安。

  日新電機(6641):4.1%高の962円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は目標株価を760円から880円に上げた。従来からの中小型サイズ液晶製造用に加え、有機EL用にもイオンドーピング装置の需要が膨らむと想定。17年3月期営業利益予想を従来の117億円から141億円に引き上げた。投資判断は「ホールド」を継続。

  日本空港ビルデング(9706):1.7%安の4615円。ゴールドマン・サックス証券は目標株価を6000円から5600円に下げた。他の小売りで確認されているインバウンド顧客の単価減少の影響などを織り込み、第3四半期営業利益予想を従来の191億円から179億円に下方修正した。

  あさひ(3333):5.2%高の1403円。岩井コスモ証券の大西等シニアアナリストは、足元の自転車販売は堅調と指摘。同証では16年2月期営業利益は32億5000万円と、会社計画(29億3700万円)を11%上回ると予想しており、大西氏はきょうの株価上昇について、「相場全体の地合いが悪いなか、上昇する銘柄に個人の追随買いが集中したのだろう」と述べた。

  ゲンキー(2772):5.8%安の2931円。15年6-12月期営業利益は11億4700万円と、従来予想の14億円を下回ったもようだ、と15日に発表した。売上高の減少が響いた。また、16年6月期営業利益予想を従来の31億円から28億円に下方修正した。

  いちごグループホールディングス(2337):2.6%高の393円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断「買い」を継続し、目標株価を495円から530円に引き上げた。不動産再生と再生エネルギーの開発・売却が進ちょくしている、と指摘。次期中期計画では、ホテル特化型REITへの追加売却やインフラファンドへの出口などにより中期的に利益成長が続くとみる。16年2月期営業利益予想を従来の140億円から148億円に上方修正した。

  九電工(1959):4%高の2373円。伊藤忠商事と共同で、佐賀県で最大のメガソーラーを建設し発電事業を行うと15日に発表した。年間予想発電量は約2400キロワット時と、一般家庭約4223世帯分の年間消費電力量に相当。18年4月に商業運転開始を予定している。

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