加バリック、国内産金業界で時価総額トップ-コールドコープ抜く

カナダの産金会社バリック・ゴールドは先週、時価総額で1年7カ月ぶりにゴールドコープを抜いて国内業界で最大となった。金相場の回復が追い風となった。

  バリックの株価はトロント市場で今年に入り10%余り上昇。安全資産の需要が金相場や鉱山株を押し上げた。ただ、クレディ・スイス・グループが投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に引き下げたゴールドコープには上昇機運が及んでいない。クレディ・スイスは経営陣変更に伴う逆風の恐れと生産横ばい見通しを投資判断引き下げの理由に挙げている。

  15日のバリック株は前日比5.4%高で終了。資産売却と債務返済を進めてきた同社の時価総額は134億カナダドル(約1兆800億円)となった。これに対してゴールドコープの時価総額は125億カナダドル。株価は年初来で6.1%下落している。15日は0.1%高で引けた。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は今年これまでに2.9%上昇。昨年は年間ベースで3年連続の値下がりとなっていた。

原題:Barrick Tops Goldcorp as Canada’s Most Valuable Gold Miner (1)(抜粋)

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