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中国中銀、オフショア銀行の人民元勘定に預金準備率適用へ-関係者

中国人民銀行(中央銀行)は、オフショア参加銀行の中国本土での人民元預金に対して預金準備率を適用する。元相場の安定を図る狙い。

  事情に詳しい関係者4人によると、この措置は1月25日から実施する。情報は未公表だとして関係者は匿名を条件に明らかにした。オフショア銀行の本土での元預金に対する預金準備率は従来0%だった。今後は中国の銀行向けと同じ準備率になる。

  人民銀が香港と中国本土の元レート差の縮小を図る中、香港の元建て銀行間金利は先週、過去最高に上昇。中国の李克強首相は15日、「安定した」元レートを目指すと強調した。中国中銀が香港オフショア市場で繰り返し元買い介入を実施したのを受け、オフショア元は週間ベースで昨年10月以来の大幅上昇となった。

  コメルツ銀行のシンガポール在勤エコノミスト、周浩氏によると、オフショア銀行の中国本土での元預金への預金準備率適用によって、オフショア元レートや短期の元ショートのコストが高まる可能性がある。また、オフショア元市場は資本や政策に関連する不透明感から悪影響を受けることになるという。

  関係者によると、オフショア参加銀行には外国の中銀や外貨準備管理機関、国際金融機関、政府系ファンドは含まれない。人民銀の報道担当部署に電話とファクシミリで取材を試みたが現時点で返答はない。 

原題:PBOC Said to Impose Reserve Ratio on Offshore Bank Yuan Accounts(抜粋)

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