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東京の天候回復、ファナックは本社休業-空の便1万4000人に影響

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気象庁によると、低気圧の影響で東京に降っていた大雪は東京23区を中心に雨に変わり、レーダーによると都内の雨も上がった。陸や空の交通機関の乱れは続いており、産業用機械のファナックは本社を臨時休業にした。

  東日本や東北地方南部で早朝に雪が降り、積雪は千代田区北の丸公園で6センチ、多摩西部の多いところで30センチ程度を記録した。気象庁は引き続き、交通機関の影響や路面の凍結に注意するよう呼びかけている。

  銀座線以外で遅れが出たりダイヤが乱れた東京メトロでは、丸の内線、日比谷線や東西線が平常通りに戻った。千代田線、有楽町線、半蔵門線、南北線、副都心線は引き続き遅れ、または乱れている。JR山手線の内・外回りと東海道新幹線も平常に戻った。山梨県忍野村に本社があるファナックは、大雪により通常の業務が困難になったとして本社地区を臨時休業にしたと発表した。

  気象庁天気相談所の松本積所長は、電話取材で帰宅時の注意点として「降雪の影響で鉄道などのダイヤが依然として乱れており、最新の交通情報を確認したうえで帰宅に取り掛かってほしい」と述べた。「明日の朝はきょう溶けた雪により路面が凍結するため、転倒に注意してほしい。特に自転車とバイクには注意が必要」と付け加えた。

  ロードサービスの日本自動車連盟(JAF)関東本部の中津川乗康氏は「路面凍結でスリップによる道路からの落輪の事象による問い合わせが多い」と述べ、ノーマルタイヤでの車の使用は首都圏ではできるだけ控えるようにと述べた。また必要な場合でもチェーンやスタッドレスの使用を呼びかけた。

  日本航空の籔本祐介広報担当によると雪の影響で国内線計127便が欠航、1万330人に影響が出ている。全日本空輸の古川健一広報担当は国内線計30便が欠航、3800人が影響を受けていると話した。スカイマークはいまのところ通常通り運航している。

  東京消防庁の報道係によると、積雪の影響とみられる転倒や事故などで救急搬送の依頼が相次いでおり、午後2時現在までで55人を病院に搬送した。

(第4段落に気象庁の発言などを追加して更新します.)
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