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【FRB要人発言録】金融正常化には3年-ウィリアムズ総裁

1月11日から17日までの米連邦準備制度理事 会(FRB)要人の主な発言は以下の通り(記事全文は発言者の氏名を クリックしてください)。

<1月15日> ダドリー・ニューヨーク連銀総裁(ニュージャージー州サマーセットで 開催された年次エコノミック・リーダーシップ・フォーラムでの講 演):最近の経済指標は米労働市場で顕著に見られる強さと比較検討す る必要があると発言。差し引きでは、昨年12月15、16両日の米連邦公開 市場委員会(FOMC)以降、経済の状況はそれほど変わっていないよ うに見受けられる。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(サンフランシスコでのパネ ル討論会で):夜眠れなくなる問題やリセッションを招く恐れがある衝 撃とは何かと問われれば、ほとんと全てが米国外問題だと答えるだろ う。欧州に関しては多少ポジティブに受け止めているが中国はワイルド カードだ。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(サンフランシスコで発 言):金利正常化過程は3年か。米経済はなお金融政策の助けを必要と していることから、政策緩和は徐々に解除していく必要がある。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁(サンフラン シスコでの会議出席後、記者団に対し):金融当局にとって継続的な課 題は市場に政策当局者と同じ認識を持たせること。

<1月14日> ブラード・セントルイス連銀総裁(テネシー州メンフィスで講演):原 油価格が過去数週間に再び下落したことに伴う、市場ベースのインフレ 期待の低下が気掛かりになりつつある。中央銀行の当局者らは通常、原 油価格の変動をそれほど重視しないが、懸念が強まり得る状況の一例と しては、原油価格の変動のためにインフレ期待そのものが変化し始める 場合だ。

ブラード・セントルイス連銀総裁(メンフィスでの講演後に質疑応答 で):ドルがこの先、大きく上昇するとは考えていない。

ブラード・セントルイス連銀総裁(メンフィスでの講演後に記者団に対 し):市場とFOMC、月内の行動は考えていない。

<1月13日> ローゼングレン・ボストン連銀総裁(ボストン商業会議所で講演):政 策当局者らが昨年12月に示した予測の中央値は2016年の政策金利の道筋 についての妥当な予想を示しているが、この予測は下振れリスクにさら されている。今後も海外の経済情勢のほか、国内経済のいかなる軟化や 米国のインフレの道筋に大きな注意を払っていく。

ローゼングレン・ボストン連銀総裁(ボストン商業会議所での講演後に 聴衆の質問に回答):連邦準備制度は市場の見解に注意を払うが、市場 の見解が政策当局者の行動を決めることはない。

エバンス・シカゴ連銀総裁(アイオワ州シーダーラピッズで講演): FOMC参加者と比べて低い利上げ軌道を支持。

エバンス・シカゴ連銀総裁(アイオワ州シーダーラピッズで講演):イ ンフレ期待値の若干の低下が気になる。

カプラン・ダラス連銀総裁(ブルームバーグテレビジョンのインタビュ ーで):一年の始まりとしては非常に厳しい。こうした市場の動きは注 視する必要があるものの、米国の足元の景気動向を反映しているかもし れないが、そうでない可能性があることも認識するべきだ。

カプラン・ダラス連銀総裁(ブルームバーグテレビジョンのインタビュ ーで):自身について、タカ派ともハト派ともみなしておらず、中道派 だと考えている。

<1月12日> ラッカー・リッチモンド連銀総裁(サウスカロライナ州で講演):(現 在の米経済の力強さが金利上昇の)強力な証拠になる。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(サウスカロライナ州で講演後の質疑 応答で):FRBは16年に少なくとも4度の利上げが必要な見通し。わ れわれが金利で後手に回っていないよう望む。

<1月11日> カプラン・ダラス連銀総裁(ダラスで講演):特に投資や在庫、雇用の 決定がゆがめられる可能性があるという点で、過度の緩和政策を長く維 持し過ぎればさまざまなコストが生じる。私の経験ではこうした不均衡 は後になってからの方が認識しやすい場合もある。

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