コンテンツにスキップする

中国主席:AIIBはアジアのインフラ投資促進-経済成長の推進力に

中国の習近平国家主席は16日、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の開業式典で、1000億ドル(約11兆7000億円)規模の資本を持つAIIBがアジアのインフラ投資を促進するとの見解を示した。

  習主席は北京で開かれた式典で、AIIBがアジアや世界の他地域の経済成長に弾みをつけると述べた。

  北京を本拠とするAIIBは、中国を米国に並ぶ経済大国へと飛躍させようとする習主席の構想の要で、ワシントンに本部を置く世界銀行や日本主導のアジア開発銀行(ADB)と競合し、協力することになる。米国の反対を克服して開業にこぎ着けたAIIBは今後、約束した高い統治基準を実現できるかどうかが焦点となる。減速する中国経済への政府の対応に信頼感が低下し、中国株式市場は弱気相場入りしている。

  米財務省の元中国専門家で、現在は資金運用会社TCWグループのアナリストを務めるデービッド・ロービンガー氏(ロサンゼルス在勤)は「開発銀行の設立は比較的容易だが、銀行経営は難しい」と述べ、「中国はAIIBのガバナンス(統治)と透明性について高い基準を維持すると約束しており、今後、有言実行が必要だ。中国がそれを果たせば世界のリーダーとしての中国の役割が高まる」と指摘した。

原題:Xi Jinping Says AIIB to Boost Infrastructure Investment in Asia(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE