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サンフランシスコ連銀総裁:米景気後退リスクの最大要因は国外問題

  • 中国の成長見通しは大きなワイルドカードだとウィリアムズ総裁
  • 海外の弱さとドル高が低金利政策を継続する理由の大半

米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は、米経済成長に最大の脅威を突き付けているのは国際的リスクだと述べ、中国が特に懸念材料だとの認識を示した。

  ウィリアムズ総裁は15日にサンフランシスコで開かれたパネル討論会で、「夜眠れなくなる問題やリセッション(景気後退)を招く恐れがある衝撃とは何かと問われれば、ほとんと全てが米国外問題だと答えるだろう」と発言。「欧州に関しては多少ポジティブに受け止めている」が「中国はワイルドカードだ」と語った。

  同総裁は「米国は世界の他の地域との結びつきが強い」と述べ、「米当局が政策金利を依然として非常に低い水準に維持し、極めて低い金利で多くの面で状況が良くなりつつあるにもかかわらず米経済成長率がなお2%にとどまっているのは、海外の弱さとドル高が理由の大半だ」と指摘した。

  国内に関しては、インフレ動向が米金融当局にとって最大の問題だとの認識をあらためて示し、経済情勢を見極めて利上げサイクルを停止する選択肢も当局は保持していると記者団に語った。パネル討論会では「当局が金利正常化に向けて3年にわたる緩やかなプロセスを踏むとの見方を堅持する」と述べた。

  また、1月利上げへの期待の低さは認識していると述べたものの、当局の行動の見通しにはコメントを控えた。同総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持たない。

原題:Fed’s Williams Sees Issues Abroad as Biggest U.S. Recession Risk(抜粋)

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