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欧州株(15日):1年ぶり安値、弱気相場入り-景気懸念と原油安で

  • ストックス600指数の昨年4月の高値からの下げ幅は20%強
  • 米経済指標発表後に下げ足を速める

15日の欧州株式相場は下落し、約1年ぶりの安値に沈んだ。世界景気をめぐる懸念と原油の一段安を背景に、弱気相場入りした。

  指標のストックス欧州600指数は前日比2.8%安の329.84で終了。昨年4月に付けた過去最高値からの下落率は20%強となった。米経済指標で米景気悪化が示されたことを受け、ストックス600指数の下げ幅が広がった。

  世界の金融市場では今年に入り、原油急落や中国経済をめぐる懸念が専らの話題。ストックス600指数は今週3.4%下げた。中国株式相場もこの日、ここ7カ月で2回目の弱気相場入りとなった。

  ミラボー・セキュリティーズ(ジュネーブ)のシニア株式トレーダー、ジョン・プラサード氏は「米経済データで悪いセンチメントがもっとひどくなり、欧州株は下げ足を速めた」と述べ、「原油が12年ぶり安値で終わりそうで、欧州ではデフレ懸念を強めることがこの日の株式相場を押し下げた要因の1つだ」と付け加えた。

  ストックス600指数の業種別19指数の中では、資源銘柄が最も下げた。英豪系鉱山会社BHPビリトンは6.4%下落。フランスのトタルと英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルを中心にエネルギー銘柄も値下がりした。

  個別銘柄ではドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)の優先株が3.5%安。この日の発表によると、2015年の欧州新車販売でのVWのシェアは07年以来で初めて低下した。

Stoxx 600 Fall From April Peak

原題:Growth Worry, Oil Slump Send European Stocks Into Bear Market(抜粋)

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