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米鉱工業生産:製造業が2カ月連続マイナス-自動車の生産落ち込む

昨年12月に米国の製造業生産は2カ月連続で低下した。米国と世界の成長鈍化、ドル高が製造業を苦しめた。

  米連邦準備制度理事会(FRB)が15日発表した12月の製造業生産指数は前月比0.1%低下。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想は前月比変わらず。前月も0.1%低下だった。製造業は鉱工業生産全体の75%を占める。

  全体の鉱工業生産指数(製造業、鉱業、公益事業の生産を対象、季節調整値)は前月比0.4%低下と、エコノミスト予想の0.2%低下を超える落ち込みとなった。

  TDセキュリティーズの米国ストラテジスト、ジェナディ・ゴールドバーグ氏は「製造業は消費者にも増して多くの逆風にさらされている。特に強い逆風となっている要素を見ると、近い将来に改善する気配はあまりない」と指摘。製造業は「しばらく軟調な状況」が続くとの見通しを示した。

Weak End to 2015

  12月の鉱工業設備稼働率は76.5%と、前月の76.9%から低下した。石油掘削を含む鉱業の生産は0.8%低下。前月は2.1%低下だった。

  公益事業の生産は2%低下。前月は5%低下していた。米海洋大気局(NOAA)によると、米国本土の12月の気温は観測史上最も暖かく、NOAAが算出する気温に関連したエネルギー需要の指数は過去最低となった。中西部や北東部の気温が例年より高かったことが影響した。

  これまで堅調だった自動車・自動車部品の生産も1.7%低下。消費財は0.8%低下した。

  自動車・同部品を除く製造業生産は0.1%上昇した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Factory Production in U.S. Falls on Less Motor Vehicle Output(抜粋)

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