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米小売売上高:12月は前月比0.1%減-通年では09年以来の低い伸び

昨年12月の米小売売上高は減少。年間では2009年以来の低い伸びにとどまった。

  米商務省の発表によると、12月の小売売上高(速報値)は前月比0.1%減。ブルームバーグがまとめたエコノミスト84人の予想の中央値と一致した。前月は0.4%増(速報値0.2%増)に下方修正された。2015年通年では、小売売上高は前年比2.1%増と、現在の景気拡大局面で最も低い伸びとなった。前年は3.9%増だった。

  ジェフリーズ・グループのマネーマーケット・エコノミスト、トーマス・サイモンズ氏は「今回の小売売上高統計に明るい要素は何もない」とし、「極めて失望させられる。労働市場は順調であり、見通しは今回の内容よりも良いことが示唆される」と続けた。

  12月は主要13項目のうち6項目で売上高が減少。総合小売店は1%減と、昨年2月以降で最大の落ち込みとなった。

  ガソリンスタンドの売上高は1.1%減。小売売上高統計はインフレ調整されないため、燃料コストが低下するとガソリンスタンドの売上高も落ち込む。

  全米自動車協会(AAA)によると、レギュラーガソリンの店頭価格は今週、ガロン当たり2ドルを下回り、14日には1.93ドルと7年ぶり安値となった。

  12月はこのほか衣料品が0.9%減。電気製品は0.2%減だった。

  自動車・同部品はほぼ変わらず。

  国内総生産(GDP)の算出に使用される、飲食店、自動車ディーラー、建築資材、ガソリンスタンドなどを除くコア売上高は0.3%減と、2月以降で最大の落ち込み。前月は0.5%増に下方修正された。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Retail Sales in U.S. Decrease to End Weakest Year Since 2009 (1)(抜粋)

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