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米シティの10-12月:利益が予想上回る、投資銀業務や資産売却が寄与

  • 投資銀行業務の収入も予想を上回り、売却資産管理部門は61%増収
  • 通年の調整後利益は2006年以来の高水準

米銀シティグループの2015年10-12月(第4四半期)決算は、利益がアナリスト予想を上回った。投資銀行業務からの収入が増えたほか、資産売却利益が寄与した。

  15日の同行発表によると、純利益は33億4000万ドル(約3920億円、1株当たり1.02ドル)と、前年同期の3億4400万ドル(同6セント)から増えた。調整後の1株利益は1.06ドルとなり、ブルームバーグがまとめたアナリスト26人の予想平均の1.05ドルを上回った。通年の調整後利益は171億ドルと、2006年以来の高水準だった。

Citi Holdings Revenue

  マイケル・コルバット最高経営責任者(CEO)が収益力向上と利益安定に向けて事業の取捨選択に取り組んだ結果、昨年第4四半期の法務および事業再編のためのコストは12年の就任以降で最も小さくなった。合併・買収(M&A)案件の世界的な増加も追い風となった。

  売却・整理の対象資産を管理するシティ・ホールディングス部門の会計上の調整を含む収入は61%増の29億1000万ドル。サブプライム金融会社のワンメイン・ファイナンシャルや日本のクレジットカード部門の売却完了に伴い収入を計上した。

  投資銀行業務からの収入は11億3000万ドルと、前年同期から5.5%増えたほか、ブルームバーグの調査に答えたアナリスト4人の予想を上回った。

  総収入は会計調整を含めて4.2%増の186億ドルと、アナリスト20人の予想平均の180億ドルを超えた。費用は23%減の111億ドル。

原題:Citigroup Profit Beats Estimates on Dealmaking, Assets for Sale(抜粋)

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