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アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が弱気相場入り-香港、印も下落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  15日の中国株式市場で、上海総合指数は弱気相場入りした。弱気相場入りはここ7カ月で2回目。当局の前例のない規模の相場支援策による上昇分が吹き飛んだ。中国当局の市場・経済運営を投資家は信頼しなくなっている。

  上海総合指数は前日比3.55%安の2900.97で終了。昨年12月の高値から21%下落したほか、同年8月の株価急落時に付けた安値を割り込んだ。この日の売り材料となったのは、人民元の変動をめぐる根強い懸念や、上海の一部銀行が小型株を融資の担保として受け入れるのを停止したとの報道だった。

  君康人寿保険の呉侃ファンドマネジャー(上海在勤)は「市場は年初に大惨事モードに入り、今なおその状態にある」と指摘。「市場は完全に信頼を失っているが、その根底にある理由は特に小型株など株価が割高であるためだ」と述べた。

  CSI300指数は3.2%安。石炭会社の大同煤業(601001 CH)は4.4%値下がりし、エン州煤業(600188 CH)は6.2%安。中国最大の産銅会社、江西銅業(600362 CH)は5.1%安。

  香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が2.6%安、ハンセン指数は1.5%安で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  15日のインド株式相場は下落。ヒンドゥスタン・ユニリーバが発表した四半期決算への失望から、取引終盤に売りが膨らんだ。

  インドで日用品最大手のヒンドゥスタンは約5カ月ぶりの大幅下落。同社の利益と売上高はいずれも市場予想に届かなかった。インドステイト銀行とICICI銀行の下げも目立った。インド石油ガス公社(ONGC)は1カ月安値を付け、インドガス公社(GAIL)は5日続落となった。

  指標のS&P・BSEセンセックスは前日比1.3%安の24455.04で終了。欧州市場で取引が始まったムンバイ時間午後1時30分ごろから売りが膨らみ始め、その1時間後のヒンドゥスタン・ユニリーバの決算発表でさらに下げた。前週末比でも下落し週間ベース続落となった。海外勢によるインド株売買動向は今年これまで5億1500万ドルの売り越しで、センセックスは2011年以降で最悪の滑り出しとなっている。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.3%安の4892.80。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比1.1%安の1878.87。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.3%高の7762.01。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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