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中国ハイアール、米GE家電事業を買収へ-約6400億円で

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中国のハイアールグループ(海爾集団)は、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の家電事業を54億ドル(約6400億円)で買収することで合意した。中国による海外のエレクトロニクス企業買収としては最大規模となる。

  発表資料によれば、同グループ傘下の青島ハイアール(青島海爾)がGEとの取り決めに調印した。事業買収は今年半ばに完了する予定。両社の取締役会は承認しているものの、売買実現には株主と規制当局の承認が必要。

  GEのような企業が1世紀にわたり続けてきた事業の買収は、中国家電メーカーの台頭を裏付けるものとなる。8500ドルもの冷蔵庫を販売するGEとは対照的に、中国企業はかつて学生寮向けの安価な冷蔵庫を提供することで知られていた。今回の買収は米国での事業拡大にも寄与することになる。

  国泰君安証券の宋涛アナリストは発表前、「ハイアールにとって国際ネットワーク構築のステップとなる可能性がある。ハイアールはスマート家電を開発しており、さらなる相乗効果が見込まれる」と述べていた。

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  ブルームバーグのデータによれば、中国政府系の清華控股は昨年、米ウエスタンデジタルに35億ドル出資する計画を発表。レノボ・グループ(聯想集団)は米モトローラ・モビリティ・グループを2014年に28億ドルで買収しているが、ハイアールのGE事業買収額はいずれの案件をも上回る。

  GEはスウェーデンのエレ クトロラックスに家電部門を売却することで合意していたが、米反トラスト法(独占禁止法)当局の承認を得られず合意を破棄。新たな買い手候補を探していた。

原題:China’s Haier to Buy GE’s Appliance Unit for $5.4 Billion (1)(抜粋)

(2段落以降に経緯などの詳細を追加して更新します.)
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