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中国化工はシンジェンタ買収に向け前進、取締役会の支持獲得-関係者

中国の化学メーカーである中国化工集団(ケムチャイナ)が、スイスの農薬・種子メーカー、シンジェンタの買収に向けて一歩前進した。事情に詳しい複数の関係者によると、シンジェンタ取締役会が中国化工集団への身売りの可能性で支持を表明した。実現すれば、中国企業による過去最大規模の買収となる。

  協議が非公開であることを理由に関係者が匿名で語ったところによれば、シンジェンタ取締役会は今週の会合で、進展している中国化工集団との交渉続行の支持を決めた。取締役会の承認で、2月前半の中国の春節(旧正月)連休前の正式合意に向けて道が開かれた公算があると関係者は話す。ただ交渉は続いているものの、依然として決裂する恐れや対抗案が出る可能性を排除できないという。

  事情に詳しい関係者が先月明らかにしたところによると、中国化工集団はシンジェンタに対して1株当たり現金約470スイス・フラン(約5万5000円)での買収案を提示した。シンジェンタの市場価値を約440億フランと見積もることになる。

  中国化工集団の北京在勤の広報担当者は、直ちにコメントできないと述べた。シンジェンタの米国在勤の広報担当者にコメントを求めて電話メッセージを残したが、現時点で返答はない。
 
原題:ChemChina Said to Move Step Closer to Potential Syngenta Deal(抜粋)

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