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サントリHD:ビーム統合に集中、M&Aには現在関心なし-新浪社長

国内ビールシェア3位のサントリーホールディングス(HD)は、買収した米ウイスキーメーカー、ビームとの統合に集中し、英SABミラーが持つ欧州ブランドには関心を示していない。

  サントリHDの新浪剛史社長が、日本外国特派員協会での英語会見で述べた。新浪社長はSABミラーが持つ「ペローニ」や「グロールシュ」の獲得への関心を聞かれ、ビーム統合に集中したいと述べた。ビームのEBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)を2020年末までに倍増させる自信があるという。

  SABミラーのブランド売却は、ベルギーのアンハイザー・ブッシュ(AB)インベブによる同社買収について欧州の競争法当局の承認を得やすくするための措置。国内ではアサヒグループホールディングス、海外ではスペインのマオウ・サンミゲルが関心を示し、KKRなどプライベートエクイティ投資会社も買収提案を検討している。

  サントリHDは14年、ビームを総額160億ドル(発表当時の為替レートで約1兆6550億円)で買収。当時社長だった佐治信忠会長は、将来の夢を1兆7000億円で買うのは高くないと述べている。

  調査会社ユーロモニターによると、サントリHDの14年の国内ビールシェアはアサヒ、キリンホールディングスに次ぐ3位で15.4%。

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