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米フリーポート、資産売却迫られる公算も-株価が上場来安値接近

  • どの資産が中核的なのか考え直す必要-BB&Tのネルソン氏
  • 12日の米株式市場でフリーポート株は2000年以来の安値

上場する産銅会社で世界最大手の米フリーポート・マクモランは、一部の競合他社が進めている大規模な資産売却を避けてきた。だが、株価が上場来安値に接近しつつあることで、今後は本格的な資産売却が視野に入る可能性がある。

  株価が2000年以来の安値を付ける中で、フリーポートは石油・ガス部門のスピンオフ(分離・独立)または上場を計画しているが、これで財務状況を立て直すために必要な資金を確保できる公算は小さい。重要な鉱山を手放すことを余儀なくされる恐れもあると、BB&Tキャピタル・マーケッツは指摘する。

  フリーポートはすでに減産を発表しているものの、これまでは他の鉱業会社が商品相場下落を受けて取らざるを得なかったような思い切った対策を避けてきた。フリーポートは一部鉱山資産の少数権益の売却など、債務削減に向けてさまざまな選択肢を検討していると、同社の広報担当エリック・キネバーグ氏が電子メールで説明した。

  BB&Tキャピタル・マーケッツのアナリスト、ギャレット・ネルソン氏は12日の電子メールで、フリーポートは「どの資産が中核的か、どの資産が非中核的で売却の対象にすべきかを考え直さなければならないかもしれない状況にある」と指摘した。

Commodity-Driven Wipeout

  フリーポートの株価は12日のニューヨーク市場で一時3.65ドルと、2000年以来の安値となった。同社株は同年11月に上場来安値の3.38ドルを付けている。14日は前日比12%高の4.20ドルで取引を終了した。

原題:Freeport Stock Collapse Forcing Miner Into Asset-Sale Corner (2)(抜粋)

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