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中国:12月に信用供与拡大、社債発行増加で6月以来の高い伸び

更新日時
  • 企業による起債額は過去最高を記録、シャドーバンキングも復活
  • 12月の新規融資は5978億元に減少、予想下回る

中国では新たな信用供与を示す最も幅広い指標が昨年12月に6月以来の大幅な拡大となった。社債発行額が過去最高に増加したほか、シャドーバンキング(影の銀行)が復活した。

  中国人民銀行(中央銀行)が15日発表した12月の経済全体のファイナンス規模は1兆8200億元(約32兆6000億円)。 ブルームバーグ調査の市場予想中央値は1兆1500億元だった。

  今回の統計では、銀行の貸し渋りで企業が代わりの調達手段に頼っていることが示唆された。また、人民元や株価の下落は中国の景気低迷を示唆しているように見えるものの、統計では国内経済が安定しつつある兆しがあらためて示された。

  中国民族証券の朱啓兵アナリスト(北京在勤)は「経済全体のファイナンス規模の拡大は、過去数カ月の簿外融資と直接金融の着実な伸びが原因だ。企業は借り入れを望んでいるが、銀行は貸し付けをなお渋っている」と指摘した。

  12月のマネーサプライ(通貨供給量)統計ではM2が前年同月比13.3%増。市場予想の中央値は13.6%増だった。12月の新規融資は5978億元に減少し、予想中央値(7000億元)を下回った。

原題:China Credit Growth Jumps Most Since June on Record Bond Sales(抜粋)

(第1段落を書き換え、コメントを差し替えて更新します.)
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