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石油業界の嫌われ者、今年はますます多忙に-原油価格さらに下落で

  • 企業再生の専門家、石油生産会社に生き残る方法を助言
  • 昨年の石油企業の破綻件数、その前の5年間の合計上回る

企業再生の専門家ジェフ・ハドルストン氏がこれほど必要とされたり、恐れられたりすることはかつてなかった。

  石油業界で計約25万人が職を失い、各社が支出を削減する方法を探す中、ハドルストン氏はこの1年間で「一番の嫌われ者」という役回りに慣れたと語る。同氏のような企業再生の専門家は今年、さらに忙しくなりそうだ。専門家らは各社に対し、ここ数十年で最悪の原油市場下落の中で生き残る方法を助言する。

  「われわれは状況が本当に悪くなっていることを示す生きているシンボルのようなものだ」。企業再編コンサルタント会社コンウェイ・マッケンジー(ヒューストン)のマネジングディレクターを務めるハドルストン氏はそう語った。

  ブルームバーグが集計したデータによれば、エネルギー業界で昨年破綻した企業は26社と、その前の5年間の総計を上回るとともに米国の他のどのセクターよりも多かった。近い将来、市場が回復する見込みのない中、選択肢が尽きつつある企業は増えている。

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  企業再編アドバイザーが勧める方法としてはレイオフや契約解除、掘削の削減、資産売却、そして破綻などがある。企業の長期にわたる生き残りの支援が成功するかどうかは、経営陣がアドバイザーらを「救済者」と見なすか「葬儀屋」と見なすかにかかっている部分が大きい。

  ハドルストン氏は自身を戦場の外科医のような存在だと思っている。「私と知り合いたくないだろうが、必要とされればいつでも支援する」と語る。
  
原題:Most Hated Guy in Oil Patch Gets Busier as Market Gloom Deepens(抜粋)

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