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【個別銘柄】川崎重が大幅安、シャープ急騰、グノシーはストップ高

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15日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

  川崎重工業(7012):前日比6.6%安の371円。2016年3月期第3四半期決算でブラジル造船合弁事業での損失221億円を計上する、と14日に発表。ブラジルでの汚職問題の影響から30%出資するエンセアーダの資金繰りが大幅に悪化し、川崎重への支払いが滞った。16年3月期の業績予想は下方修正する見通し。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は14日、損失が同証事前想定(100億円超)より大きいことや、エンセアーダ倒産の場合など追加損失の発生リスクが残り、ややネガティブと指摘した。

  シャープ(6753):15%高の125円。台湾の鴻海精密工業がシャープ買収をきょうにも再提案すると読売新聞が報道。買収額を7000億円規模に引き上げる方向で調整しており、最終案と位置付けるとした。

  SCREENホールディングス(7735):1.2%高の820円。みずほ証券は14日付で投資判断を「買い」、目標株価1200円で調査を再開した。半導体製造装置(SPE)市場のサイクル改善に依存せず、構造改革を成し遂げることで、営業利益率は15年3月期から18年3月期の3年間で7%から12%へ改善すると予想。営業利益予想は16年3月期が200億円(会社計画195億円)、来期が250億円、再来期が310億円とした。

  松屋(8237):12%安の961円。16年2月期の連結営業利益予想を従来比10%減の26億円に下方修正する、と14日に発表。婚礼宴会部門の「リュド・ヴィンテージ目白」開業で販管費が増加したことが響いた。

  Gunosy(6047):100円(17%)高の686円でストップ高。KDDI(9433)とスマートフォン向けメディア事業で業務提携すると14日に発表。両社で新たなメディアサービスを開発・運営することで合意、サービス開始は16年夏の予定とした。

  大和工業(5444):3.2%高の2889円。クレディ・スイス証券は14日付で、16年3月期の連結営業利益予想を82億円から110億円に増額した。会社計画は100億円。原料の鉄スクラップ安が業績を押し上げると予想した。投資判断は「アウトパフォーム」、目標株価は4100円を継続した。

  サンフロンティア不動産(8934):6.4%高の888円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は14日付で投資判断「買い」、目標株価2070円で調査を開始した。建築費高止まりで既存オフィス再生ニーズが強く主力事業が成長し、中国旅行最大手でLCC運航の春秋グループとの提携でホテルが今後の成長の源泉になるほか、バリュエーションが割安と分析した。

  アデランス(8170):15%安の626円。16年2月期の営業損益予想を37億円黒字から8億円赤字に下方修正する、と14日に発表。異業種参入や競合他社増加で売り上げが伸び悩む。SMBC日興証券は同日、国内ウィッグ収益性低下は同社想定以上とし、ネガティブな印象とした。

  日本駐車場開発(2353):4.9%高の128円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は14日付で投資判断「買い」、目標株価180円で調査を開始した。インバウンド関連各社と同様に、修正PERに割安感があると分析。駐車場の差別化など安定成長が期待でき、スキー場もM&A積極化やインバウンド需要の取り込みで成長拡大を予想した。

  佐鳥電機(7420):2.1%安の690円。15年6-11月期の連結営業利益は前年同期比51%減の3億6900万円になった、と14日に発表した。モバイル端末用半導体や社会インフラ、産業インフラ向けの電子部品や電子機器の販売減少などが響いた。

  北の達人コーポレーション(2930):12%安の507円。3-11月の営業利益は前年同期比12%減の3億100万円になったと14日に発表した。売上高は同20%伸びたが、広告宣伝費の増加が響いた。

  くろがね工作所(7997):7.1%安の182円。15年11月期の連結営業利益速報値は2億100万円と従来計画から31%下振れたようだ、と14日に発表。円安の進行に伴う輸入資材などのコスト高が続いたことが響いた。

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