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スキーバスが軽井沢で国道転落、14人死亡-2日前にバス会社処分

更新日時
  • バス運行会社、13日に行政処分受けていた、運転手の健康管理不適切
  • 軽井沢署に捜査本部を設置、国交副大臣が夕方に事故現場視察へ

東京を14日夜に出発したスキーツアーのバスが、長野県軽井沢町の国道18号から転落し、14人が死亡した。同県警によると、軽井沢署に事件・事故両面で対応するため、捜査本部を設置した。

  佐久広域連合消防本部によると、バスに乗っていたのは乗客・乗員41人で、15日午前2時過ぎに乗客から119番通報が入った。14人が死亡、27人が病院で治療を受けており、19人が重傷という。同県警によると、死亡したうち男性が運転手2人を含む9人、女性が5人。共同通信によると、乗客は18歳から32歳。

  同消防によると、乗客は東京・渋谷の旅行会社キースツアーが企画したツアーに参加。原宿でバスに乗車し、長野県内のスキーリゾートに向かう途中の国道18号の下り坂を走行中に反対車線にはみ出し、ガードレールを乗り越え、3-5メートル転落し横転した。現場付近の路面は積雪も凍結もなかったという。

  国交省内に設置された事故対策本部によると、15日午後、東京都羽村市のバス運行会社イーエスピーへの監査を始めた。発表によると、夕方からツアー会社に対し東京都と立入検査を行うほか、山本順三国土交通副大臣が事故現場の視察を行う予定。

事故2日前に行政処分

  同省は13日、イーエスピーに対し、昨年2月の監査で運転手の健康管理が不適切だったなどとして、バス1台の運行停止20日間の行政処分を出していた。イーエスピーはこれまで電話取材に応対していない。

  FNNがウェブサイト上に出した映像によると、キースツアー社長、福田万吉氏は取材に対し、企画・運行しているツアーで事故を起こし、大変に申し訳ないと謝罪し、乗客の家族には誠心誠意対応すると述べた。国交省によると、同社は資本金1000万円で、役員2人、従業員3人。

  共同通信によると、最近のバス事故では、2012年4月に群馬県藤岡市の関越自動車道で、ツアーバスが防音壁に衝突し、7人死亡、38人が重軽傷となった。

(第5段落にバス運行会社への行政処分について加えます.)
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