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メットライフ債リスク増、分割で債券保有者に悪影響も-ムーディーズ

  • メットライフ債のCDS保証料は3日連続で上昇
  • メットライフはリテール業務の大半を分離する計画

米生命保険会社メットライフのスティーブ・カンダリアン最高経営責任者(CEO)が12日遅くに米国のリテール事業の大半の分離計画を発表したのを受け、デリバティブ市場で同社の社債のリスクが増大したと認識されている。

  メットライフの株価は上昇したが、社債の保証コストも14日に3日連続で上昇。カンダリアンCEOの計画は、リテール部門の変額年金への規制の影響を軽減し利益押し上げにつながり得る一方、資本規制強化で保護される債券保有者にとっては悪影響が及びかねないと米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは13日遅くに指摘した。

MetLife's Credit-Default Swaps Surge

  ムーディーズのシニアバイスプレジデント、スコット・ロビンソン氏はメットライフ格下げの可能性に関する発表文で、「事業再編計画は最終的なものには程遠いものの、メットライフの事業2分割は持ち株会社の債権者や保険契約者にマイナスだ」と指摘。「メットライフの事業構成の弱体化や収益多様化の後退につながる」と分析した。

原題:MetLife Debt Risk Rises as Moody’s Says Split Hurts Bondholders(抜粋)

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