コンテンツにスキップする

ドル上昇局面は終了、日欧の緩和限界と米の利上げ抑制で-HSBC

HSBCホールディングスによると、ドルは今年ユーロと円に対して下落する。欧州中央銀行(ECB)と日本銀行の金融緩和が限界に直面するためだという。

  円とユーロは2015年にドルに対して下げ渋り、新年に入って円が上昇する一方、ユーロはほぼ変わらずで推移している。中国発の世界的な市場混乱で、世界経済の成長減速や米当局の利上げペースをめぐる懸念が強まった。

  HSBCの世界通貨戦略責任者、デビッド・ブルーム氏は「ドルが大幅に上昇する時期は終わった」と指摘。「今後目にするのは米金融政策当局が抑え気味にならざるを得ない一方、他の中銀が限度に達するという状況だ」と語った。同氏は昨年3月の時点で、ドル上昇の休止を予測していた。

  ブルーム氏は今年末時点で1ドル=115円、1ユーロ=1.20ドルへとドル安が進むと見込んでいる。

原題:Dollar to Weaken as ECB, BOJ Face Stimulus Limits, HSBC Says (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE